意見表明権を認めることは、わがままを許すことになるらしい

【主張】子供の権利 甘やかさない教育必要だ+(2/2ページ) - MSN産経ニュース

なんというか、小学校の教室で「みなさーん、新聞はちゃんとしたことが書いてあると思っている人も多いかと思いますが、そんなことないんですよーほら、この記事見て下さーい!」って配りたい気分になるなあ。

子供の「意見表明権」といったものまで加わり、権利をはき違えたわがままを許す風潮が問題になってきた。

これを読む限り、子どもが意見を表明すること自体が、わがままと思ってらっしゃるようだ。

長野県で検討されている条例の骨子案では、保護者が教育に責任を持つことや、子供に規範意識を身につけさせることが盛り込まれ、過度に子供の権利を強調しない内容にはなっている。

 しかし、その趣旨は条例名にあるように、子供の「支援」を内容としており、誤解を懸念する専門家もいる。子供の顔色をみるばかりで、厳しい指導ができないというようでは困る。慎重に検討してもらいたい。

「権利を強調しない内容にはなっている」といいながら、「子供の「支援」を内容としており、誤解を懸念する専門家もいる」とはなんじゃい。支援を内容とするとどう誤解がうまれると専門家が言ってるんすか。



そもそも意見を表明することすらわがままだと封じ込めようとするのは、その意見について適切か否かを子どもと議論する勇気と余裕がない大人のすることだ。

しかし、わがままを正せない親や教師の教育こそ見直してもらいたい。

その勇気と余裕がないみずからに向けたことばですねわかります。