アルベルトの嘘つき!!からの

サッカーW杯、1試合あたりの得点数が稀にみる多さになっていて、とても楽しいです。・・・日本戦以外・・・。

ボールを保持して攻撃的にいくというサッカーを貫くんじゃなかったのか!2点取られても3点取り返すサッカーを見せてくれるんじゃなかったのか!ねえザッケローニ、何とか言ってよ!!!

とでも言いたくなる気持ちにもなったけど、まあ仕方ない。グループリーグの相手は、客観的に実力は日本より上だ*1。日本サッカーは進歩しているけど、他の国もどんどん進化していく。そして日本代表と強豪国との差がなかなか縮まらない、という現状はあれど、地道な努力を続けていくしかない。


4年前の2010年は追い詰められてからめざしてきたサッカーを捨て、守備的戦術にシフトした。今大会は積み上げてきたサッカーで勝とうとし、(今のところ)それを発揮することもままならず跳ね返された。理想を掲げ、それをぶつけようとした、それは進歩だと思う(思いたい)。アジアでは主導権を握り続ける試合をして、W杯では現実的な守備的戦術をとる、なんていうのは少なくとも私には魅力的に映らないし、現実的ではないだろう*2

何年かかっても、理想を掲げ、それを突き詰め、いつかそれでW杯で勝ち進んでほしい。そのときに、2014年の敗退は「自分たちのサッカー」を確立するために必要なものだったんだなあといえるようになるといいな。


まだグループリーグ突破の可能性があるのに、「2014年の敗退」だってさ。
数日後、このブログで「失敗なんて言ってごめんなさい」と謝りものです。


あ、あと、せっかくの機会なので普段サッカー観ない方も日本代表戦以外の試合も是非ご覧になって下さい。
今のところ、残念ながらアジアのチームの試合でおもしろい試合が少ないのですが、強豪国と呼ばれるような代表チームの試合を観てみて下さい。サッカーも結構おもしろいじゃん!ときっとなると思います!

ゆだねて束ねる ザッケローニの仕事

ゆだねて束ねる ザッケローニの仕事

*1:それでもつけいる隙が、特にコートジボワールとギリシャにはあって、少なくない確率で勝ちゲームにすることもできると思っていたけど

*2:地域予選で突き詰めたスタイルだからこそ、W杯の舞台で発揮できるものだ