アニメーション初心者が気に入った、アニメーション3作品

少し前にChromecastを入手し、さらに「アニメ本」を読んだこともあり、いろんなアニメを観ている。

家にドコモのタブレットがあったため、ドコモのサービスであるdビデオでアニメーションを検索したり、YouTubeでアニメーションを探して、Chromecastでテレビ画面に映して楽しんでいる。

少しの時間でサクッと観ることができる、短編アニメーションを意識的に選んでいくつか観た。そのなかでおもしろいなぁ、いいなぁと思った作品があるので3つほどご紹介。有名なやつだし、アニメーションに詳しい人なら「またこれかー」的なチョイスかも知れないけど、私アニメーション初心者なので、入門編と言うことで。



Chromecast生活はじめました - やすらかLIBRARY

① 2分半にやつきっぱなし!!/『フミコの告白』

若手アニメクリエイター・石田祐康氏が、大学時代に発表した作品。

勢いというか、なんというか。とにかく2分半にやついて笑って楽しくなるアニメーション。まあ、とにかく観てよ。


「フミコの告白」Fumiko's Confession - YouTube




1分10秒あたりが一番おもしろい。そして、パンツのリボンの細かい描写!!

② よく分からないけど、静寂と切なさと愛おしさと/『Rain Town』

『フミコの告白』と同じく石田祐康監督作品。3つしかあげないのに同じ監督作品2つかよ、と突っ込まないで。


rain town - YouTube

どう解釈すればいいのかまだよく分からない作品なのだけど、雨の描写と音、雰囲気の美しさを楽しむだけでまずは十分だと思う。

③ 新海誠の最高傑作だと思う/『雲の向こう、約束の場所』

短編を中心に観てる、とかいって、これ長編のカテゴリです、はい。
Z会大成建設のCMでも知られる新海誠氏の作品だ。

雲のむこう、約束の場所

雲のむこう、約束の場所


dビデオで新海誠作品がすべて*1無料で視聴できたので、一気に全作品観てしまった。
新海誠氏は主な作品として5つあるのだが、その中ではこの『雲の向こう、約束の場所』がダントツによかった。新海氏・新海アニメの見方というか、受け止め方が変わった。

以前『秒速5センチメートル [Blu-ray]』を観たときは「なんだこの鬱アニメ・・・」となり、私は1週間機能停止した。一方新海氏は『秒速』は励ますような気持ちで作った」などと宣っているではないか意味が分からない、と思っていた。
しかしこの作品を観て、「あぁ確かに、励まされるなぁ」と思うと同時に、『秒速』を励ましのアニメとして受けとめることができるようになった(気がする)。この辺は別途書きちらしたいと思う。


以上、3つの作品でしたー。


①と②は石田監督のYouTubeチャンネルで公開されていて、短くすぐ観られるので皆さんもどうぞサクッとご覧下さい。


ishidahiroyasu_tete - YouTube

*1:初期の短編である『彼女と彼女の猫』はなかったけど