集団的自衛権 の検索結果:

【読んだ】タイトル気にせず読むといいよ!/『テレビが伝えない憲法の話』

…らへんは、最近話題の集団的自衛権議論に付いていくためにも必読だと思う。 白眉は2章 しかし私が本書の中で一番いい!と思ったのは、2章だ。「国民主権」の意味を、あらためて考えることのできる章だからだ。2章は日本国憲法の3大原理と、ともすれば3大原理の強調により見過ごされがちな権力分立規定に焦点を当てている。3大原理の一つとして「国民主権」があげられるが、ではなぜ権力を分立されるのか。国民主権と権力分立は矛盾するものではないのか?その疑問に本書はこう答える。すなわち①組織において…

集団的自衛権「反対派」が可能性の否定を使うのは、やめたほうがいいとおもった

…とがあった。それは、集団的自衛権「反対派」が「どこの国が日本を攻めてくるのか!(攻めてこないんだから集団的自衛権うんぬんの議論は必要ない!)という反論のしかたはやめた方がいいのではないかということ。 鳥越俊太郎氏の発言 番組中どの点で気になったのかというと、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏が「みなさん、他国が攻めてくる前提で話をしているけれども、それは虚構です。どこの国が日本を攻めてくるというのでしょう。中国、北朝鮮と家でも攻めてこない」(大意)といったようなことを発言していた時…

私の半径3メートル以内の集団的自衛権議論

トピック「集団的自衛権」について 安倍首相が憲法解釈の変更による行使容認を目指すことを表明し、話題になった集団的自衛権。そして先日、実際に憲法解釈変更の閣議決定がなされた。集団的自衛権の行使を認めた閣議決定(全文):朝日新聞デジタル(↑これだけ読んでもよくわからないし、そもそも読む気にもならないよね) 私の周りの集団的自衛権議論 タイトルの「半径3メートル以内」というのは、「私の身近の人たち」くらいの意味。私は集団的自衛権議論に関心を持ち、書籍などで勉強していた(記事一覧 -…

安部さんの会見をやっと見ました

…さんが憲法解釈による集団的自衛権行使容認をめざす、という決意表明みたいなモノだと理解しています。 ナマでは見られなかったので、首相官邸ウェブページで公開されているビデオ&書き起こしを見ました。平成26年5月15日 安倍内閣総理大臣記者会見 | 平成26年 | 総理の演説・記者会見など | 記者会見 | 首相官邸ホームページ ・・・いやマジで首相記者会見ってこんな感じなの?!と特におもったのが質疑応答。全然かみ合ってないじゃん。こういうのって政府側も事前に質問わかっているんでし…

【読んだ】「解釈変更派」を知るために/『日本人のための「集団的自衛権」入門』

…の『日本人のための「集団的自衛権」入門』を読んだ。日本人のための「集団的自衛権」入門 (新潮新書 558)作者: 石破茂出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2014/02/15メディア: 新書この商品を含むブログ (2件) を見る どちらかというと『集団的自衛権入門』や『政府の憲法解釈』など、解釈変更に否定的な立場のものを多く読んできたため、いわゆる「解釈変更派」の主張も抑えておきたかった。 本書は2つの章からなる。「第一章 「集団的自衛権」入門編」および「第二章 「集団的自…

【読んだ】憲法記念日に/『政府の憲法解釈』

…条)解釈変更による「集団的自衛権」の行使実現をめざしている。 連立を組む公明党および自民党内からも慎重論がでているようだが、安倍首相としてはいつ解釈変更するの?「いまでしょ!!!」という勢いで、今後変更を実現させようとするはずだ。さて、安倍首相が変更しようとしている「従来の9条政府解釈」とはいったいどんなものか。それを知るための本がこれだ。政府の憲法解釈作者: 阪田雅裕出版社/メーカー: 有斐閣発売日: 2013/10/12メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を…

韓国が日本の集団的自衛権の行使問題に慎重だということ

韓国、日本の集団的自衛権行使で「3大原則」提示 国際社会の容認抗しきれず - MSN産経ニュース 集団的自衛権の前提条件…韓国、日本に3大原則提示 | Joongang Ilbo | 中央日報本当にこのような主張がなされたのか不明だし、もし本当になされたのだとしてもこれらの記事からだけでは韓国側の主張の意図がよくわからない。ただ、日本の集団的自衛権行使に対してかなり敏感になっている様子はうかがえる。2013年08月14日(水)「集団的自衛権と憲法解釈見直しの動き」 - 荻上チ…

【読書】自衛権、この複雑なるもの/森肇志 『自衛権の基層 国連憲章に至る歴史的展開』

集団的自衛権入門の次に読んだ。2013年08月14日(水)「集団的自衛権と憲法解釈見直しの動き」(対局モード) - 荻上チキ・Session-22で憲法学者の木村草太さんがおすすめしていた本でもある。自衛権の基層―国連憲章に至る歴史的展開作者: 森肇志出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2009/03メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る 自衛権とは、なにか 著者は本書の最初に問いかける。「自衛権とは、なにか」しかしだからといって本書は、自衛権の辞書…

【読書】安倍首相はなにをしようとしているのか/豊下楢彦 『集団的自衛権とは何か』

朝日新聞デジタル:集団的自衛権の行使容認 解釈変更は来春以降 政府方針 - 政治 安部さんが首相になって以来、集団的自衛権についてのニュースがときたま目に留まるようになった(前回首相になったときもそうだった)。安倍首相は憲法解釈を変更し、集団的自衛権行使の全面解禁をめざしているという。そしてそのための私的諮問機関「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(安保法制懇、座長・柳井俊二元駐米大使)を設置し、提言をまとめさせようとしている。 歴代政府がとってきた政府解釈を(むりや…