長ワードが大好きです!

STAP細胞にふるえた - 準備運動で告白したとおり、私は「ながい単語・語句」(「長ワード」と私は勝手に呼んでいる)が大好きだ。

長い語を見つけたり、聞いたり、読み上げたりすると、とても幸せな気分になる。こう、体の芯がしびれる感じだ。

中学生の社会の時間、とくに中3で公民分野をやっていた頃だと思うが、いろいろな国際機関(国連機関)を学ぶ単元には、漢字ばかりの長い語が頻出していた。私はそのころ、幸せの絶頂だった。


国連難民高等弁務官事務所/Office of the United Nations High Commissioner for Refugees

国際連合貿易開発会議/United Nations Conference on Trade and Development

国際連合パレスチナ難民救済事業機関/United Nations Relief and Works Agency for Palestine Refugees in the Near East

国際連合教育科学文化機関/United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization

経済協力開発機構/Organisation for Economic Co-operation and Development,

・・・などなど。


日本語のほうも英語のほうも一生懸命覚えた。まあ受験では全く役に立たなかったが*1


なんで好きなんだろう?

そもそも私はなんで長い語が好きなんだろう、とSTAP、Stimulus-Triggered Acquisition of Pluripotency、刺激惹起性多能性獲得にゾクゾクしながら考えていた(と、書きながらゾクゾクしている)。

中学の頃は単に「長くて難しいことば覚えている俺カッケー」という何とも恥ずかしい理由で長い単語を探していたけど、最近はさすがにそういうわけではない。

今はそのリズム、音に惹かれるんだと思う。

国連!難民!高等弁務官!事務所!とすらすらと音読すると何とも心地良いリズムだ*2。うまくことばで表現できないのがもどかしいけれど、とにかく心地いい。

リズムの良い文章を音読するのは日本語でも英語でも前から好きなのだけど、この長い語を好む傾向と、音読好きというのはつながっているのだろう。なんというか、良いリズムの単語を音読することは、良い音楽を聴いているような、私にとってそういうものなのだ。



おすすめ長ワード、募集中です。
ゾクゾクするの、ください。

*1:「まったく」というのはウソで、たとえばorganizationやrefugeeという英単語を覚えるのには役立った

*2:UNHCRを心地良いというのもアレだが、ここではその音だけに着目しているのだとご理解いただきたい