気象庁データの充実ぶりがすごい!

私の身内に太陽光発電パネルを屋根に乗っけている家がありまして、(いろいろな事情が重なり)日照時間と発電量の関係を調べてくれと依頼をうけました。そのためにはその家がある地点の日別・月別日照時間データが必要となります。どこで手にい入るのでしょうか。


日別・月別日照時間データは何を見ればわかるだろう?といろいろ探してみました。「理科年表」は過去数年分の平均値なので適さない。大本命気象庁のウェブページにも過去○日平均のデータしかないなあ・・・と思っていたらありました。私の目が悪いだけでした。

気象庁ウェブページの「過去の気象データ・ダウンロード」がまさに求めていた情報を提供しているではないですか!

1度にダウンロードできる情報量に上限はあるもののたとえば日照時間を数年間分取り出すだけなら何の問題もありません。
しかも選択できる地点も結構あることから、その家の近くの観測地点のデータを取り出すことができます。

私の身内の生息圏がばれちゃうので、今回は東京中心部の日照時間データをダウンロードしてみましょう。


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まずは地点を選択。


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項目を選ぶ。今回は日照時間。

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データがほしい期間を入力して・・・

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csvで出力!


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じゃーん!

いろいろ試せるかも

これだけ充実したデータがあれば、他のデータと併せていろいろな分析(もどき)ができるかも知れません。たとえば気温データとGDPの比較とか・・・*1

これを機にR(統計解析用のフリーソフトウェア)を改めて勉強してみようかと思いました・・・。

Rによるやさしい統計学

Rによるやさしい統計学

*1:これくらいしか思いつかないところに私の想像力の貧困さと、データ利用センスのなさがあらわになる