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Kindle Paperwhiteとすごした4ヶ月 Part2

Kindle Paperwhiteとすごした4ヶ月 Part1 の続き。

イマイチな点

Part 1ではKindleのよい点をあげたが、一方デメリットは以下のような点に感じている。

  • 書き込み・ぱらぱらめくりができない
  • ハイライトを見返さなくなる
  • 充電が若干面倒くさい
  • 寒いとリフレッシュが多発する
  • 操作レスポンスの問題
  • 「いままでの本じゃない!」

書き込み・ぱらぱらめくりができない

これは私が非「軽い本」をKindleで読まない理由の一つ。
線を引いたり何度も前に戻って読み返したりする熟読対象の本を読むためには、Kindleは適していないと考えている。なぜなら、私は熟読本を読む際には線をガシガシ引いたり、キーワードに丸をつけたり、メモを書き込んだり、1度通読した後にページをぱらぱら~とめくりながら再読をしたりするが、Kindleではこれができない。

線はハイライトで引けるし、コメントも入力できるのだが、現状鉛筆で同様の作業をすることと比べると不便極まりない。また、ページぱらぱらめくることもできない。1ページ1ページタップしてめくるか、もしくはピンポイントで移動箇所を指定するしか方法がない。そしてページをめくることによるランダムな出会いというのはKindle上ではなくなってしまっている。これは私が本を読むときの楽しみの一つなので、できないのはちょっとイタい。

ハイライトを見返さなくなる

Kindleの良い点として「ハイライト」をあげた。だがそれはどちらかというと「ハイライトのしやすさ」がイイという話。そして確かにハイライトやメモなどをまとめて閲覧できるのもいいのだが、その閲覧の快適さに関してはイマイチと言わざるを得ない。ハイライト・メモを一覧表示できるのは良いのだが、スペースの問題で全文が表示されるわけじゃないし、全文表示させるためにはワンタップ必要だし、そんなことしているうちにあぁ、いっか・・・ってなる。

充電が若干面倒くさい

充電が持ってイイネといったが、いざ充電する段となるとちょっと面倒くさい。というのもKindleはPCのUSBポートを使っての充電しかできないからだ。
コンセントプラグから直接充電できるやつを買えばいいんですけど・・・あと、大して充電の機会がないから、いいんですけど。

Amazon Kindle Paperwhite充電器 (端末には付属していません)

Amazon Kindle Paperwhite充電器 (端末には付属していません)

寒いとリフレッシュが多発する

私が購入後困って一回返品までして、そして原因がわかってホッとした(どうしようもなくてあきらめた)リフレッシュ(画面白黒反転)。
要はKindle使用環境の気温が低いと、通常6~7ページに一回とされているリフレッシュが、ほぼ毎画面行われるようになってしまう、ということ。解決策としては、

Kindleの背中をさする(いや、結構まじめに)

・ストーブに当たりながらKindle読書(いや、ほんとに)

Kindle Paperwhiteの画面リフレッシュ(白黒反転)について - 準備運動

Kindle Paperwhiteの画面リフレッシュについて(続報) - 準備運動

操作レスポンスの問題

Kindle Paperwhiteはタブレットではないのであまり文句を言うポイントではない気がするが、操作レスポンスは快適とは言えない。ページめくりは良いとして、Kindleストアでの画面遷移などはもしタブレットだったら床に投げつけたたき壊すレベル。
読書中のページめくりにおいて、それほどストレスを感じることがないのが救い。

「いままでの本じゃない!」

紙を触りながら、紙のにおいを感じながら、読書をしたい人にとってはKindleは必要ないのだろう。かくいう私も紙の本が好きだ。あのページをめくる感覚、ぱらぱらとページをめくって思わぬ発見をしたときの高揚感・・・これらはKindleでは味わえない。「いままでの本じゃない!」感が(買った当初は特に)あった。

ただし、KindleKindleの良さがある。紙のほうが~Kindleのほうが~という問題ではなく、要は棲み分けの問題なのだろう。私は、紙の本が大好きだし、Kindleでの読書も(Kindleで読むべき本を間違えなければ)好きだ。

再びKindleの使い方について

以上のようなKindleの良い点・イマイチな点を踏まえて、再びKindle Paperwhiteの使い方を再考してみると、

  • 語学学習のために
  • 軽い本の読書に
  • メルマガ読みに

という使い方に落ち着くことになる。

「見返さなくなる」といったハイライトだが、英語の勉強のために洋書を読み、「覚えたいな」とおもった部分をハイライトにしておく。そしてハイライト一覧を表示させれば、例文集のできあがりだ。
また、簡単ではあるが辞書も引けるので、多読トレーニングにはぴったりだ*1

また、ページめくり以外の操作をそれほどしない「軽い本」やメルマガを読むには、Kindleの手軽さ身軽さがぴったりだ。そもそもメルマガはePubで配信される場合も多いしね(Kindle Previewer使えばePub形式をKindleで読める)。

最後に 紙の本と電子書籍

私は学生時代、本を買うことがカッコイイと思っていたこともあり、とにかく本を買っていた。新宿ジュンク堂などに通っては一回で数万円分の書籍を購入していた(もちろん金はなくなった)。だが、フルタイムで働き始めてからはいろいろとお金を自由に使えなくなったこともあり*2、書籍を買うのを控えていた。

でもやっぱり本が好き!本が読みたい!と思っていた時期にKindleを購入したことで読書が気軽になり、読書量が一気に増えた。これからはKindleでガシガシ本読んじゃうぞ-!と思っていたのだが、ここに来て「紙の本が恋しい」と感じるようになった。
Kindle電子書籍を読むたび、そのすばらしさに感動しつつも、紙の本にしかない感覚(線が引ける・ぱらぱらめくれる)の大切さも感じることになったからだ。しかしだからといって、「やっぱり紙の本だよ!電子書籍はだめ」などと言うつもりはない。結局はその人の読書の目的に応じて、紙の本が適していることもあれば、電子書籍電子書籍リーダーでの読書が適している場合があると言うことだ。

電子書籍の登場で「紙の本は終わった」みたいないわれをすることもあるが、紙の本にはそのすばらしさがあり、今後もなくなってほしくない(し、なくならないと考えている)。そして一方読書が手軽にできる環境を創ってくれたKindleはすばらしいし、今後もKindleに限らず電子書籍および電子書籍リーダーの市場が拡大していくことを望んでいる。


そして私は両者を存分に使いながら、今後も読書を楽しみたい。

Kindle Paperwhite

Kindle Paperwhite

*1:ここでがっちり辞書を引こうと思うと、ダウンロードできる辞書の内容は必ずしも超充実しているわけではないし、前述の通りレスポンスに何ありなので、ストレスが溜まるだろう。多読目的での、ちょっとこれだけ調べたい!という時に使うのがいい

*2:フルタイムで働き始めたら自由にお金を使えるようになると思ったら大きな間違いだった